さて、かなり脱線しましたが、清水坂を戻り、前述の産寧坂を目指します。この産寧坂は、清水坂と五条坂が交差するところの北にある小さな路地にあります。
産寧坂の案内にしたがって清水坂から北の方に路地を入ると、すぐに17ページの場所でした。
この撮影が人が多くて一番苦労しました。おまけに一眼レフのフィルムが切れて、雨の中フィルム交換をするという暴挙に出るはめになりました。写真を見ていただければわかるように、かなり強く雨が降っていました。もうすでに全身かなりの部分がぬれていたので、開き直りかけてましたけど。(^^;
國府田さんの立ち位置からみるとこんな感じです。
小さくて分かりにくいかと思いますが、奥の方が清水坂になり、商店が建ち並んで人通りがひっきりなしにある通りです。
産寧坂は脇にそれるので清水坂より人通りはまだ少ないですが、それでも撮影はしばらく待たないと人が多くて撮影できないという状態でした。(台風だというのに)
続いて、この産寧坂を下って石塀小路を目指します。産寧坂から二年坂に入り、円山公園に至る道を北上すると、その途中に石塀小路の案内が出ています。 と簡単に書きましたが、最初どこだかわからなくて迷いました。(^^;
おまけにこのとき既に時刻は5時ぐらいになっていて、曇っているためか暗くなり始めていました。その辺の焦りもあったのかもしれません。
で、石塀小路です。
ようやく石塀小路が発見できました。これは見た通り、18ページの國府田さんがしゃがんでいる写真の場所です。なんとなく、そのしゃがんでいた位置でしゃがんでみたりして、しばらく浸っていました。(^^;
しかし、この時点で撮影としてはぎりぎりの明るさとなったので、ここで1日目は終了とすることにしました。
で、このあと東大路通に出て、歩いて京都駅に向かったのですが、さすがにこれは後悔しました。雨が強くなって、傘をさしてもほとんど意味がなくなってしまったからです。おまけに京都駅は結構な距離がありました。 さらに、秋の日はつるべおとしのことわざの通り、暗くなり始めたらあっという間に真っ暗になってしまったというのも後悔の原因です。
途中三十三間堂の脇を通ったのですが、既に門が閉ざされていたので、「走る!」を制覇することはできませんでした。(ってまた「あ〜る」ネタ) これではいつまでたっても神の領域には近づけそうもありません。(おいおい)
まあ、重くなった足を引きずり、(実際にズボンが水を吸って重くなっていた(笑))なんとか京都駅までたどりつき、その後京都在住の友人と落ち合いました。
まったく余談ですが、友人と飲み屋に行ったのですが、さすが台風直撃。お客が自分たち以外には2人しかいませんでした。(^^; おかげで注文した料理の出てくるのが早いこと。店員は注文とるのに横で待ち構えてるし。なんだかたくさん注文した割に、店の滞在時間が異常に短かったような気がしました。
まあ、これも思い出といえば思い出なのかもしれません。(^^;